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【将棋初心者】初心者はこれをすれば3割増しで勝てる! 初心者が勝てない理由と共にアマチュア5段が解説

カザマです。

 

本日は将棋で勝てないと嘆いて今にも辞めたくなってしまっている

初心者から中級者の方へ向けた記事になります

 

私は、将棋歴10年将棋5段 将棋指導歴5年と、自分で言うのもなんですが

将棋経験が豊富です

そんな私が今まで見てきて

 

結局、将棋で勝てない理由なんて大体これ

 

というものをお伝えします

 

この記事を見ることで、

負ける理由をしっかり理解して、将棋の勝ち方の考えを確立していただければと

思います。

 

 

 

結局勝てない理由は大体これ

 

 

1王様が捕まえられない

はじめに大前提

 

 

将棋って王様を先に詰ませば勝つゲームなんですよ

 

そのゲームであまり勝てない理由は

 

王様をうまく捕まえられていない

    もしくは

自分の王様をあっさり捕まえられている

 

ことが今まで見てきた経験上の答え

 

そして、、、

初心者の方であまり勝てない人は、

ほとんどの方が

王様を捕まえるのが苦手な人です

少なくとも私が教えてきた人の9割9部はそうでした

 

ここで知ってほしいことは・・・

 

 

 

将棋は詰み寄せ方を知らないと絶対に勝てない

 

例え棒銀四間飛車といった優秀な戦法を知っていたとしてもです。

 

 

 

これは私の指導していた時の実体験です。

 

 

相手に勝ち方を教えるために、3手詰みの局面まで誘導しました。

しかし、いつまでたっても相手が詰ましてくれない、、、

 

 

結局、三回ほど3手詰めの局面があったにもかかわらず、詰まし方を知らないために

負けてしまいました

 

その人は

序盤は駒落ちの勉強をかなりしてるようで、私に対して巧みにリードを拡大してきました

 

結局、そういうことです

 

どんなに序盤で上手くポイントを取ろうと

終盤で取ったポイントがマイナスになったら

負けます

 

つまり、

シンプルに勝数を増やすなら

王様の捕まえ方の勉強が一番有効

ということ。

 

初心者の方でキチンと王様の捕まえる方法を学べば

 

 

2.3割勝率を盛り返すはずです

 

ここで盛り返すという言葉を使った意味ですが・・・

 

 

私が想像するに、

みなさまが「負けた将棋の中にも

本当なら勝ってた将棋がたくさんあるはず」なんです

 

逆転勝ちの局面があったかもしれませんし、

詰み逃しで負けたかもしれません。

 

その負けを勝ちにすることができたら

結構、勝っていませんか?

 

上の理由のために盛り返すという表現にしました

 

詰まされることを防ぐのは

王様の捕まえ方を理解していないと難しいので、まずは

相手の王様の寄せ方(詰みの形への持っていき方)を覚えましょう

 

 

 

 

 

 

とりあえず初心者の方に絶対にやってほしいのが

ハンドブックシリーズ

 

優しい問題が多く、癖のない良問ばかりです。

そして詰将棋で勉強する際に覚えていて欲しいこと

 

長手数より短手数の詰将棋を解きまくる

 

これは私の知り合いの症例会員(プロの卵)が証明してる

マチュア時代に彼は短手数の詰将棋を解きまくっていた彼ですが

 

そんな彼はプロの入り混じる詰将棋選手権で一桁の順位

 

 

そんなわけで私を信じて短手数の詰将棋何周も、答えを暗記するくらい繰り返し解いてほしい

 

解くことで勝率に直結するから

 

 

 

 

 

 

 

 

これを勉強すると以下の成長が見込めます

 

 

詰みの形がきれいな問題が多いので、解くことで

自然に詰みのイメージが頭に浮かぶようになる

 

 

その意味は相手の王様を捕まえる能力が向上するのは勿論、

自分の王様の危険具合もわかって負けにくくなる

 

上記二つがメインデッシュの効能ですが

 

他にも、

  • 先読みの癖がつき、ミスをしにくくなる
  • 定跡書が読みやすくなる(頭の中で駒を動かす精度・速度が増すので理解が深まる

このように詰将棋は将棋のほぼすべてに通じる

スポーツでいう筋トレのようなもの

 

 

ハンドブックシリーズは

初心者の方から初段くらいまで上達を助けてくれる

ルールブックのつぎに買うべき価値のある本です

 

 

ひとまず初心者の方は1手詰めハンドブックから解きましょう

そして、いきなり答えを見てください

 

 

ひとまず詰みの形を覚えることが優先なので

短期間で反復して記憶しましょう

 

覚えるだけで将棋のセンスが備わり始めるはずです

 

有段者にもなれば

全問で3分~5分で解けるようになる

 

初心者の方は1時間で全問解ければ

完全に初心者卒業です!

 

そして、3手詰めを解けるようになったら、

中級者も間近

 

3手詰めが簡単に思えたら、

ぜひ必至問題に挑戦してほしいです

 

理由は、実践的な終盤のテクニックが身につくから。

 

なかなか必至問題を勧める人はいませんが、答えを見るだけでも

寄せの力と受けの力が付くので

間違いなく強くなります

 

詰将棋は文字通り王様を詰ますことをしますが、

必至は詰む局面(詰将棋の問題の局面)を作るための

勉強です

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、挑戦するなら1手必至にしてください

1手必至でも9手詰めほどの難度がある問題も中にはあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2価値の低い手を多く指している

 

 

これも初心者の方あるあるだと思います

 

でも、これは最初のうちは仕方なし。

だって、

経験値が無いから何が良くて何が悪い手なのか分からないからですね

 

 

なので、初めのうちは

とりあえず

 

1駒をタダでとられずに

2大駒を敵陣に成りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

って投げ放しが

初心者さんに将棋を教える人の定跡なんですよね

 

正直

漠然として分かりにくくありません?

 

 

ということで、

 

即座に使えて初段くらいの人まで役立つ

 

駒の効率の考え方を伝授します

 

とりあえずこれだけを意識してもらえれば大きな悪手は少なくなります

 

  1. 自分の王様は安全か・相手の王様はどうか
  2. 使えていない駒がないか、使えるようにできないか
  3. 王様を堅くできないか・広くできないか
  4. 飛車角交換にどちらの陣形のほうが強いか

 

1 とりあえず自分の王様の周りに守りの金・銀がないときに駒を渡すと危険。

逆もしかり

将棋は王様を自分と相手のどっちが先に取るかのゲーム

自分の王様が危なさそうなら守る

相手の王様が危なさそうなら攻める

 

2 将棋はお互いに戦力が平等の状態で始まるのに差が付く

それは駒の扱い方のうまさも関係してるけど、

使えてない駒があっても差が付く

主に飛車角

そのため飛車と角をどう使うか常に意識する

 

3 駒の損得だけがリードを広げる方法じゃない

穴熊ガチガチに固めたり、美濃囲いの端歩の逃げ道を突いたり

終盤で必ず役に立つ手は終盤への先行投資

攻めたり指す手が難しいときに有効

 

4 飛車角交換はよくあると思うが

どちらの陣地が飛車(角)の打ち込みに強いか(弱いか)考える人は少ない

「金が一番下の段にいる時は飛車交換に強い。だから交換しよう」

 

このように考えリードを狙う

 

 

 

これを完璧に出来れば初段は軽くあるでしょう

 

少しずつでいいので識してほしいです

 

意識して指せば

じっくりと確実に将棋が強くなる

 

そんな将棋のかなめの理屈です

 

 

 

手っ取り早く勝つには

 

初心者の方は一つ棒銀なり四間飛車なり得意戦法をもつと勝ちだす

しかしそれは初心者の方同士で、戦法の対処法を知らなかったりの場合が多い

 

何度も口を酸っぱくして言いますが

 

詰将棋こそ将棋の上達法の王道です

 

定跡の勉強だけしても、詰将棋を解かないのでは自力の差でリードをとっても負けかねません

将棋の勝ち負けは終盤の力詰将棋を解いた数)で決まります

 

ぜひ詰将棋から初心者を脱してください!